ベヒシュタイン・コンサート、プレイエルの系譜

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ショパン~プレイエル~C.ベヒシュタイン
C.BECHSTEIN
-プレイエルの系譜-
フレデリック・ショパンが活躍した19世紀前期・中期は、現代のピアノづくりに受け継がれる技術的・音楽的なレガシーを数多く生んだ、ピアノ産業にとっての重要なエポックでした。ショパンが生涯愛したピアノ「プレイエル」もその時代の中にあって後のピアノ芸術に受け継がれる重要なレガシーを残し、そしてC.ベヒシュタインも誕生しました。

ショパンの音楽とプレイエルの親密性、ベヒシュタインのピアノづくりの源流を探ると、現代のベヒシュタインピアノでショパン作品を表現(再現)することの意義が瞭然として見えてきます。プレイエルからベヒシュタインへ引き継がれる技術的DNAである響きの特徴、個性をショパンの作品から探るレクチャーコンサートです。

プレイエルピアノとは

フランスを代表するピアノメーカー「プレイエル」について。
1757年ウィーン近郊で生まれた「イグナッツ・ジョセフ・プレイエル」は、17歳の時にハイドンの下で5年間音楽を学び、音楽にいそしみその後1805年に楽譜出版を始め、さらに2年後ピアノ製造をスタートさせました。 ただ、ピアノメカニックとしては、才を見いだせず1824年に長男の「カミユ・プレイエル」に全権を譲りました。カミユは、カルクブレンナーとパートナーを組み、パリのプレイエルの工場を大いに盛り立てました。プレイエルとカルクブレンナーは優れた奏者でもあったため、多くのピアニストがプレイエル工場にあるホールに集まり、その中でプレイエルの名声を一挙に高めたのが、「ショパン」でした。ショパンは自身のデビューをこのホールで行っており、デリケートな音色を好んだショパンは、生涯このピアノを使い続けました。
〜開催日程〜
 
12月1日 日曜日
おひる2時開演(約90分)
2Fサンホール
入場無料

解 説

加藤正人(かとう まさと)
ベヒシュタイン・ジャパン代表取締役社長 / ドイツピアノ製造マイスター

演 奏

田中咲絵(たなか さえ)
*****プロフィール*****
京都市立京都堀川音楽高等学校を経て、京都市立芸術大学卒業後、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。 第16回大阪国際音楽コンクールAge-G第3位、第32回京都ピアノコンクールE部門金賞及び協賛社賞、第29回京都芸術祭新人賞、第36回京都芸術祭優秀協演賞、第37回京都芸術祭賞等受賞。 2019年・2021年度京都コンサートホール第1期登録アーティスト。2023年湯浅篤史氏の指揮により、京都新祝祭管弦楽団と共演。 関西トロンボーン協会コンクール公式伴奏等を務め、主に器楽の伴奏者としてコンサートやコンクール等で多数演奏。 これまでに杉本弥生、岡田一美、馬場和世、砂原悟、野原みどりの各氏に師事。旭堂音楽教室ピアノ講師。

当日演奏予定曲

〇 ドビュッシー ベルガマスク組曲、喜びの島 他
都合により演奏曲変更の場合もあります。

ごあんない

本催しにお車でご来場のお客様は、近隣のコインパーキングをご利用ください。

申参加申し込みは、以下からどうぞ。


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